積ん読は幸せのかたまり
最近、本が読めてない。
というよりも、本を買えない。節約だ。
図書館に行こう。なんでもよくはないけども、とりあえず読むのだ。とりあえず、というのは違うかな…。本に失礼かな。この焦っているような気持ちを何とかする方が先だ。
「積ん読」ってありますね。
私のお友だちも、旦那さんも、読みたい本がたくさんあって、でもなかなか時間も取れないようで、仕方なしに溜まってゆく本たち。
私はそれって、とっても幸せな、贅沢なことだなぁと思った。
読み切れないほど読みたい本がある幸せだ。
興味を惹く本、日々に役立てる本、仕事の本、娯楽の本・・・
読む前だけど、その楽しみにしている気持ち、踊る心、わくわくする好奇心、これらがすでに幸せのかたまりだと思う。
なんにも読みたいものがない、なんて本好きにとっては、心にからっぽになったような淋しいことだから。
本を手にする幸せは、個人的なもの。
自分と対話するようなもの。
本を通して自分を見る。
本を媒介に自分がどう感じ、どう考え、どう思うかを知る。
こんなに心が満ちる時間はない。
積ん読になるのが苦手で(時間に追われて、しなければならないことが山積みになっているように思えて)、
読みたい本を覚えておいたりメモしたりすることをやめていたけれど、
「楽しみが待ってる」「幸せが待ってる」と思えるから、これからは少しずつ書き出していってみよう。