当たり前なんてない
こんにちは。
今回の花はスプレーバラです。
花びらのふちがフレアーになってるようです。
ほかの小鳥ブログを拝見していると、同じオカメインコの子が急に亡くなってしまったり、小鳥の異変のスピードは急激だ、と驚きます。
どんなに日々注意深く観察していても、あっと思った時にはもう遅くて、手が届かないところへいってしまうんですね。
いつもいつも、当たり前のことなんかないし、変化していくものだ、と思って生きていますが、
覚悟していても、衝撃を受けるし、怖いものだなぁ。
あるのが当然、わかって当然、やって当然、
人に対しても自分に対しても、そんなことを思ったら終わり、という気持ちで毎日生きています。
できることは小さくて、できないことは底なしに大きくて、
いつも余裕なくあっぷあっぷで、自分に苛立ってばかりで、
助けてもらった半分も返せない。
開き直ったりはしませんが、周りに依存せず自分で立つことが恩返しだろうとも思っています。
そう。そう思っていますけれども!
みなさん、どうかたまにでいいので頼らせてください。
いつも読んでくださって、本当にありがとうございます。
『SING』
こんばんは〜。
3月に映画『SING』を観てきました。
とっても楽しい映画でしたよ〜。
内容はほぼないけど、でも主人公たちがそれぞれ個性的で、がんばってる姿にじーんとしつつ、元気づけられます。
そして全編「sing」でいっぱいです。
あと、イカ。(ご覧になった方にはわかる!かも!)
お気に入りです。
私は字幕で観ましたが、声優陣がエンターテナーだなぁとつくづく感心しました。
俳優や歌手の方がされてたと思いますが、表現も豊かで歌も上手くて、こちらをワクワクさせてくれる。
観る前は、楽しそうな映画だなと思いながら、歌がたくさん流れるのがちょっと心配でもありました。
映画館は大音量過ぎるからです。
セリフやBGMならまだしも、アップダウンの激しい歌や曲についていけるかな…と。
映画館では、私はいつも耳栓をして観ています。それでもなんら問題なく聴こえます。いつもどれだけ大きいんだろう。
けれど、たくさんの歌は、それぞれの主人公の心情に合わせた選曲で、無理なく聴けたうえに、また聴きたい、と思わせてくれました。
主人も同じだったようで、CDを買いました。このサントラCDも、流れた順に曲が入っているので、シーンも思い出せてよいです。
テーマ曲は、スティービー・ワンダーが歌ってます。恥ずかしながら、超大物なのに知ってるような知らないような、だったのですが、これを機に聴いてみると、さすが素敵な曲がたくさん!
※画像はお借りしました。
続編が作られるそうですね、主人公たちのその後が楽しみです。
しかし、悲しみから気を紛らせようとして観に行ったということもあって、いつも以上に急激な高揚は少し疲れました。。今は静かに過ごしてます。
お付き合いいただき、ありがとうございます。
春の両面
こんにちは。
今朝、ウグイスが練習している声を聞きました。
丈の高い夾竹桃の茂みの中にいるようで、姿は見えません。
しかし声が大音量で、がんばって練習中なのが丸わかり。
若いウグイスくんの歌は「ホー」も「ホケキョ」もなく、オリジナル度満載です。
インコかと思うような「ピュイッ」「ヒョイッ」というような声を出していました。
歌にはまだ遠いけれど、きれいに澄んだ高く強い声で、あたりに響きわたるほど高らかに鳴いていました。
そこここで、白や黄色、ピンクの色を目にするようになってきました。
10年以上前から、春は強いな〜、苦手だな〜となんとなく感じて、体調も優れなかったりしていましたが、それもそのはずです。
春の上空では強い風が吹き荒れています。
低気圧高気圧入り乱れるから、暖かかったり寒かったりの変化も急激だし、天気もころころ変わる。
普段なら、低気圧がやって来る曇り空の日に調子が悪くなったり頭痛がしたり、なんですが、
春は晴れてようが関係なく頭痛がします。
数年前に漢方薬を飲んでいた時、興味があって調べてみると、
「春」は「木」の伸び育つ季節であるとともに、「風」の要素も持ってるんですね。
体の不調や気持ちのモヤモヤとしたものも、木々が育つように上へあがるから、
気分が高ぶったり目や鼻やムズムズしたり、なんだかんだの症状は上半身に出るんですね。
だから頭痛もするし、イライラもする。
「冬」はもちろん寒いので、その「寒」と「風」が強いのが、春先の季節なんだなぁと理解できました。
そんなこととっくにご存知な内容だったらすみません。。
ともかく、私にとって春は「強い」。
それで、天候が安定するころまではなんとかかんとかやり過ごすようにしています。
(振り回されてぜんぜんできない時もありますが…)
だから、もし春が不調な方々がいらしたら、それは当然なので、
時にはひなたで暖まったり、時にはお家に引きこもったり、と、ご自分の気持ちや身体に合わせてかわしつつ過ごされるといいなぁと思います。
春は強すぎて苦手だし、理屈はわかってもやっぱりあまり好きな季節ではないのですが、
でも、春が来たよ、って教えてくれる鳥や草花を感じる楽しさ嬉しさもある。
いいところもあるんだ、って少しずつ気づいてきました。
同じHSPさんも、この時季は一斉に周りが蠢き出し、騒ぎ始める、と感じておられる方が多いと思います。
HSPでなくてもこの季節はみなソワソワうろうろしてますよね。
私たちは、体質気質として感じ取ってしまうので、この季節がいちばん堪えるのではないかと推察しています。
パワーいっぱいになるまで、余分な情報は自分の内に容れないようにできるといいですね。
今日もお付き合いいただき、ありがとうございます。
ハンカチを買う楽しみ
こんにちは。
(いつまで続くかわからないですが…
ようやく気に入った花瓶も買いました)
今回は薄いイエローのガーベラです。
あの子の冠羽の色です。
このイエローは春の色だなぁと感じます。
話は変わって、
季節ごと、もしくは気分が向いた時に、新しいハンカチを買うのを楽しみにしています。
いつも新作を待っているのが「シビラ」のものです、しかし、高めなんですよね。。
だからよし!と思わないと見送るしかありません。
毎日を、なんだか追い立てられるように生活していると、はたと立ち止まった時に「あれ、私なんにもしてないや」という気分になりませんか。
周りに流され、慌ただしく過ごして、自分では「いろいろやっている」ようでも、
気がつけばスルスル手の中から流れ出て行って、なんにも残ってない。
そうした時に、ハンカチくらい、お気に入りのきれいなものを買ったっていいじゃないか、と思ったんです。
ハンカチくらい。
そう、ハンカチくらいのものでも自分でちゃんと選んで買ってないような気がしました。
色や手触りや華やかさを目にして選ぶ嬉しさなど、日々の暮らしに埋もれて流され忘れて、気づくことがなかったんだ、と愕然としました。
別に流行りの「丁寧な暮らし」をしたいっていうのじゃありません。
それに、毎日毎日充実してみっちり暮らしたい、というのでもありません。
ただ自分で、見て、触って、働いたお金で買う、そんな小さいようで大きなことを、いつの間にか作業みたいにしていることで、自分をないがしろにしているような、うすら寒さを感じました。
好きなハンカチを使って、洗って、アイロンをかける楽しみ。
ガーゼの生地のハンカチも柔らかくていいですよ。
さて突然ですが、このハンカチたちの中で、作ったものが一つあります。
それはどれでしょうか〜。
今日はつぶやきのような内容でした。
けれど、私にとってはとても大切だと思っていることです。
お付き合いいただきまして、ありがとうございます。
敬愛する枝雀さん
こんにちは( ´ ▽ ` )ノ
今日はバレンタインデーですね。
相変わらず好きなものについて書いておりますが、
今日は、大好きな「桂 枝雀」さんにお手紙を贈るような気持ちで書きます。
高校生のころ、落語に、というより枝雀さんにハマりました。
『枝雀寄席』という番組が深夜放送であり、公開録画だったので抽選ハガキを書いては何度か見に行きましたよ
( ´∀`)
もうハマりました。
めっちゃおもろいんです!ほんまに!
近くのホールで独演会があってチケット買って駆けつけました。
終演後、着替えをされた頃に、サインを書いていただきました。
(大事にしまいこんでしまい今見つかりません^^; )
突然のお願いだったのに、お弟子さんたちもあたたかく迎えてくれて、嬉しかったなぁ。
高座とは全く違う控えめな笑顔で、ハンチングをかぶっておられたことを思い出しました。
サインの言葉は、「萬事 気嫌よく」
(機嫌の機を「気」とされているのは間違いではなく、枝雀さんの想いから、です)
ご自身の丸い顔の似顔絵も描いてくれました。
落語というと、ラジオなどで流れても聞ける「語り」の芸なので、ご本人は見えなくてもいいのかもしれませんが、
枝雀さんは違いました。
枝雀さんを見ないと意味がないというか、枝雀さんが見たくて落語を聞いていました。
枝雀さんの一挙手一投足を食い入るように見ていたことを覚えています。
それくらい目が離せないのです。
「枝雀」を襲名する前の「小米」時代を私は知りません。
枝雀さんのエッセイや、没後出版された本や落語作家の方の本によれば、
小米時代は端正できちっとした芸風だったそうです。
「緊張と緩和」理論など、独自の観点を持ち、英語落語を行い海外でも公演するなど、落語に対する突き詰め方や情熱が極端に強くて、
もう業のようなものだったのではないか、と感じます。
小米時代にうつ病になり、その後少しずつよくはなっていったようですが、晩年はうつから治りかけの頃に自殺されました。
一報を聞いた時のショックが大きすぎて、そのあとの詳しい報道や新聞記事は、切り抜きはしたものの読めず、何年か引き出しにしまっていました。
十年以上経って追悼的な番組があり、ようやく見る気持ちになりました。
枝雀さんも天才肌の方だったんだろうなぁと感じます。
「爆笑王」と言われていましたが、
真面目すぎるほど真面目で、命を削るほど突き詰めすぎて、ひょいと「あちらへの一線」を越えてしまわれたのではないかという気がします。
ほどほど、ということができない性質だったのだろうと思います。
それほど常に切羽詰まり、極端から極端に、もっとよく、もっとよくなれる、と走り続けて、
でもだからこそ、あんなに人を惹きつけてやまない芸ができたのだろうと。
枝雀さんは、
「将来は、高座で黙ってニコニコ笑っているだけでみなさんに笑ってもらえるような落語家になりたい」というようなことを言っていました。
黙っていても、観客たちと一体になれるような存在、そんな落語家になられることを私も楽しみにしていました。
きっとなれたのではないかと思います。
私はあまり尊敬する人を持ちませんが、枝雀さんだけは手放しで尊敬します。
『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』
こんにちは( ´ ▽ ` )ノ
昨夜、観てきました(^-^)
大変有名なティム・バートン監督ですが、初体験です。
違いました。違いましたけれど、やっぱり近いと感じました。
HSPだけではなく、普通の世の中で生きていきづらい人たちのことを描いている作品だと思います。
こどもたちはそれぞれ奇妙な力を持っています。生まれつきのものなので消すことはできません。
重力を無視して浮かんでしまう子、手から自在に炎を出せる子、肉体の姿が見えない子・・・
こどもたちはそれぞれ奇妙な力を持っています。生まれつきのものなので消すことはできません。
重力を無視して浮かんでしまう子、手から自在に炎を出せる子、肉体の姿が見えない子・・・
とても勇気をもらいました。
それぞれが力を出し合って、自分が変だって思わなくても安心して生きていける場所がある、と信じたくなる内容でした。
たとえその場所が狭く小さなところだったとしても、自分を自分のままで隠さずにいられる場所がある、
それはどんなに心安まることか、と思います。
自分を否定せずにいられる、そんな世界を求めて、目指してもいいんだ、と勇気をもらえたのです。
観る前に原作も読んだのですが、互いに補完し合う感じでもあり、
映画は原作をさらに膨らませた世界になっているので、それぞれ面白いと思います。
鳥好きな私は、それだけでもわくわくしてました(^-^)とても美しい鳥でした。
そして、レイトショーとはいえ映画館という、おそらくHSPには神経がすり減る場所に行けたことは、また別のお話(^-^)
いつもお付き合いいただき、ありがとうございます。
ケーキのお誘い
こんにちは( ´ ▽ ` )ノ
おいしいケーキはいかがですか?
ゆっくりおしゃべりしながら食べたくなりますね♪( ´θ`)ノ
「ザ・ショートケーキ」というケーキです。
初めて食べました♬
くだものはなんでもおいしいですが、
いちごのかわいさは別格ですね〜♬
いちごドーン!
ゆっくりおしゃべりしながら食べたくなりますね♪( ´θ`)ノ
お付き合いいただき、ありがとうございます。
“自信と自尊心”
こんにちは( ´ ▽ ` )ノ
今日は、昨年出版されたHSPの本から気づきのあったところをご紹介し、私の思いを書きたいと思っています。
(引用すべて:
『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』
イルセ・サン 2016.10.15発行 ディスカバー社)
○自信と自尊心について(以下引用)
自信---自分の能力と行動に対する信頼
自尊心---自分の内側に潜む芯の部分を感じ、自分の価値を信じる心
(引用終わり)
私には飲み込むのに少し時間のかかる記述なのですが、、
「自信」が主に行動に対して、
「自尊心」が何もせずとも自分には価値があると思う心、のことを指すのかと捉えました。
学生時代はよく親や友人から「自信持って」と言われてきました。
たしかに何かにつけ、自信を持つということは少なかったですが、
そう言われても「何」に対して自信を持つの?自分に?どうやって?と感じ、言われている意味がわかりませんでした。
行動に対してが自信ならば、あまり外に向かって、人の目に見えるかたちで活動してこなかった私は、体験・経験も少ないので、親や友人の言うような自信の持ちようはない。
しかし少なかろうが、自分だけの体験というものはあり、自分なりの自信は「ある」のです。非常にささやかなものですが。
私になかったのは「自尊心」でした。
自信を持つためには、何かをしないといけない。
プロセスや結果を積み重ねて自分にはこれだけの能力がある、と測り納得する、というイメージです。
プロセスや結果を積み重ねて自分にはこれだけの能力がある、と測り納得する、というイメージです。
でも自尊心は、何もしなくていいのですね。
何もしなくても、その人がいるだけで価値がある、ということですね。
人に認めてもらうには何かをしないといけない、と感じて焦りを覚えていました。
自分中心でいてはいけない、と考えていました。
いい人に見られたいとか、または人からはこう思われたい、とかそんなこと思っていたなぁ。
一種の自意識過剰ですね。
一種の自意識過剰ですね。
私が我慢すれば場が収まる、とか、
私なんて…と人と引き比べて卑下したりもしていました。
HSP気質に上乗せして、ACの部分もある私は、人の目を気にして、気に入られよう、
嫌われないようにしよう、というのが何よりも一番にする行動でした。
嫌われないようにしよう、というのが何よりも一番にする行動でした。
他人から何か嫌なことを言われても、「嫌だ」と思った自分の気持ちは無視して、
その他人の言うことを鵜呑みにしたりしてました。
その他人の言うことを鵜呑みにしたりしてました。
人には真摯に対するのに、自分には非情ですね。
自尊心というと
「プライド(という言葉から感じる居丈高なイメージ)」「自分への甘やかし」
のように感じて、本当の意味をわかってなかったみたいです。
「プライド(という言葉から感じる居丈高なイメージ)」「自分への甘やかし」
のように感じて、本当の意味をわかってなかったみたいです。
人との関係を絶って生きることはできないのですが、、
私がその場や人に役立つようにちょっとしたことをしたとしても、
私がその場や人に役立つようにちょっとしたことをしたとしても、
「いい人」扱いで実は軽んじたり(相手はわからないと思ってるのでしょうが、ちゃんと感じますしわかりますよね)、
私との関係を、価値のない小さなもの、と思っているようなら、
私から「わざわざ」その相手に誠実にすることはないんだな、とわかりました。
私との関係を、価値のない小さなもの、と思っているようなら、
私から「わざわざ」その相手に誠実にすることはないんだな、とわかりました。
その反面、私のちょっとした言動を覚えていて感謝の言葉をかけてくれたり、
という気持ちの通じるようなことがあると、
という気持ちの通じるようなことがあると、
今まで通り、その相手には誠実にまっすぐ対していきたいし、感謝を覚えます。
どちらも、相手が主体になってますが…(◞‸◟)なかなか自分主体では考えられないのが現状です。
でも私は私の自尊心を守りたい。
でも私は私の自尊心を守りたい。
・・・・・
もういいや、「いい人」なんて。
自分が自分に対して、「いい人」になろう。
あったかくて、優しくて強くて、タフな人に、なろう。
いつもお付き合いいただき、ありがとうございます(^-^)
心動かされ心鎮まる歌手 その1
こんにちは( ´ ▽ ` )ノ
立春を迎えましたね(^-^)
新しい一年がはじまる、と思うと、何ができるかはわからないけれど奮い起つような気持ちになります。
私の生まれ月である2月は一番寒さが厳しい時期ですが、それも底はここまで。
そして、私の好きな花「梅」が咲き始めます。
さてさて、今日も今日とて好きなものもの。
お時間が許すようでしたらごゆっくりお付き合いいただけますと幸いです。
中学生のころからずっと好きな歌手
「戸川純」さんについて書きます。
お読みくださっているみなさまには、
だんだんと私の趣味嗜好がわかってこられた方もいらっしゃるでしょうか。
戸川純さんが好きだというと、今でこそ普通に受け取ってもらえますが、
学生時分では「変わってるね」の一言で片付けられる感じでした。
一部ファンには熱狂的に受け入れられていたかと思いますが、中学高校生の範囲なんて狭いものです。知っている同級生もほぼいなかったように思います。(TOTOウォシュレットのCMは有名でしたが)
戸川純さんのすごさは、そのオリジナリティか、と思います。
今でこそ影響を受けたと思われる芸能人が複数いますが、彼女が登場した当初はいなかったわけですから。
女優さんでもあるのですが、
私は〈歌手〉としての戸川純さんの世界に惹かれました。
ソロ、バンド活動、などをされてますが、今まで出したアルバムのほとんどの曲の作詞をしています。
パフォーマンスを見るのも面白いですが、私は「聴く」「読む」のが好きで、歌詞を見て意味を考え、その独特の世界観、表現の仕方を味わっていました。
最近、その歌詞についての本人インタビューをまとめた本が出ました。
『戸川純全歌詞解説集
疾風怒濤ときどき晴れ』
(2016.12.6発行 Pヴァイン社)
今まで幾たびも聴いてきて、そらで歌えるくらい覚えてもいるけれど、
なぜこんな歌詞を書いたのか、書けるのか、その内容にどんな意味を持つのかずっと知りたかった。
読んでみて、かなり厳しい内容に驚きました。
その歌詞があらわれる元になった子どもの頃の出来事や心情を慮ると、ひどく苦しくつらい思いがします。
今までにエッセイを読んで想像し、思い巡らせてきたことと合わせて、
私の中の「戸川純」像が強化された感じがします。
時によりつかず離れずでも、ずっとそばにあった彼女の音楽は、
よく孤独を感じていた私には根っこまで馴染み、自分の世界を育て、あたためるための栄養になっていました。
孤独といっても、友達や家族の中で、ということではないです。
それもあったけれど、この果てのない宇宙の中で自分ひとりなんだ、と幾らも生きていないのに生意気にも感じていたようです。
言葉を非常に意識的に使っています。
伝えたい、という思いが強く、
伝えるための言葉を深く選び取っている。
本の中で、いくつかのアルバムのキャッチコピーも自分で考えた、とありました。
歌詞もエッセイも物語も書ける人ではあるけれど、短い字数で全体をバチッと伝えるコピーまで書いたのか、と驚きでした。
そして、底から湧き出るものを言葉にする、というのは、表現しただけでも自分にとってはプラスではあるが、
最終的に相手に伝わらないと意味がないんだなと、
いつも考えていることを代弁してもらったような気持ちになりました。
世に出してしまえば、あとは読み手が判断することではありますが、
「伝える」ためにちゃんとわかる言葉を選ぶ、伝えたいことにしっくりくる言葉を選ぶ、ということは、読み手に対しての最低限の礼儀だなぁとも思います。
ひとりよがりな文言では、自分が伝えたかった思いも空中分解してしまうでしょう。
何はともあれ、この本が出てくれてよかった。大切な人を、より知ることができた気がします。
心を揺さぶられるものに出会ったこんな時、あぁ生きていてよかったな、と思います。
今日もお付き合いいただき、ありがとうございます。
チューニング
こんにちは( ´ ▽ ` )ノ
今日は「チューニングを合わせない」話です。
(…そもそもチューニングを「合わせる」という言い方が合ってるかわからないのですが、どうぞ雰囲気でお察しください…)
しばらく前まで、なんだか嫌なことがあると、そればっかりが頭から離れない状態だったのです。
グルグル同じことを思い浮かべている状態です。
一番の楽しみのお風呂でさえも、せっかく気持ちよく入っているのに頭はそればかりで、リラックスもなにもあったもんじゃありませんでした。
最近ようやく気づきました。
考え続ける、といったって、愚にもつかない、解決策もなにも生み出さない、ただ頭の表層に浮かんでいるだけなのです。
だから、ただぼーっとしてるのとなにも変わらないのです。いや、ぼーっとしている方が、頭を空っぽにするという点ではむしろ有益かもしれません。
それで自分の気分も悪くなってしまい、ウツウツとして過ごすなんて、自分の時間の無駄遣いだ、とやっと気づきました。
悩んでるフリして、自分から進んで気分が悪くなるようなことしてる。
嫌なことにフォーカスし、チューニングを合わせていたのです。わざわざ。
その事柄に囚われている間は、考えてる気分になれて安心していたんでしょう。
今もうまく切り替えられない時はあります。大波が来たら、簡単に呑まれてしまうだろうと予想もしてます。
でも「やめやめ!時間の無駄ムダ!」とやめることも少しずつできるようになってきましたよ。
そうすると、心に隙間ができて、気持ちがずいぶん軽くなってきました。
ちょっとはほめてあげようね、私。
カウンセラーもされている、「ゆるふわスマイルcafe」のスマイルチアキさんのブログ記事も、非常にわかりやすくて納得しました。ぜひご一読を…!
誰とも「繋がらない」ことの大切さ
/smilechiaki/entry-12237717387.html
/smilechiaki/entry-12237717387.html
今日もお付き合いいただき、ありがとうございます。
美女ふたたび♪( ´θ`)
ジョウビタキです(旦那さん撮影)
kreva 『居場所』
こんにちは( ´ ▽ ` )ノ
今日は音楽の話です。
毎日ラジオ生活ということもあって、
音楽は流れてくるものをそのまま聴きますが、
メロディありきでほとんど歌詞は聞き取りません。
歌詞があるとそれに引きずられて
「音」自体を楽しめないのです。
だからインストゥルメンタルもしくは洋楽が好みなのですが。
しかし、この歌の歌詞はとてもストレートで熱く、今の私にとても響きました。
(この曲はラップではないです)
もとは久保田利伸さんのつながりで知りました。
krevaさんの『音色』をふたりで歌っているその歌声には鳥肌が立つほどの感覚を覚えたのですが、
掛け合いをしながら楽しそうに歌ってるのがなにより印象的です。
(話はそれますが久保田利伸さんの声の艶や伸びはもう震えるくらいですね。つい歌っちゃう、となんのてらいもないところがさすがファンキーな人だなと思います^ ^)
ヒップホップ、ラップといえば、やたらyo-yo言ってるようなイメージ(イメージが貧相でスミマセン・_・; )だったのですが、krevaさんは違った。
ちゃんと歌詞が聞き取れる。(オザケンは何を言ってるのか流行った当時もわからなかった。ファンの方、失礼!)
ヒップホップってあまり聴かなかったけれど、世界を広げてくれた歌です。
視界が広がっていくような、空に向かいゆっくり持ち上げてくれるような、力の湧くような、ワクワクする歌だと感じました。メロディもとてもきれいです。
2月に新しいアルバムが出るそうです。楽しみがひとつ増えました。
KREVA『嘘と煩悩』(2月1日発売)
今日もお付き合いいただき、ありがとうございます。
『メキメキえんぴつ』
こんにちは( ´ ▽ ` )ノ
今日も今日とて好きなものもの。
かつて恐いよ〜と思った児童書をご紹介します。
『メキメキえんぴつ』(大海 赫さん著)
ご存じでしょうか。
小学生の時に母が買ってきてくれた本です。おそらく話題書として積まれてたんだと思うんです。
でもこの表紙からしてもう恐いですよね、なんで買ってきたんだろう。
いえいえ、絵も内容も目が離せなくてワクワクするほど面白いんです!
そしてトラウマになるレベルで恐いです!
ちゃんと、
「ぼくは こわーい 本です。」
と、本の初めに書いてあるんです。
あまりの恐さについ手が伸びて、くりかえし読みつつ、あまりの恐さで「代本」にしてしまいました。
(小学校では図書の時間に、図書室で借りた本の代わりとして、白い包装紙で包んで自分の名前を書いた本を、書棚に挿しておくシステムでした。)
代本はあえて回収しなかったんだと思います。
手から離れた安堵感でホッとすると同時に、悪いことをしたようななんとも言えない気持ち……
そうこうしているうちに何年か経ち、今度は妹が餌食に(?!)。
妹も買ってもらったようでした。
母よ、なぜまた…(^^;;
そして妹も強烈な印象を受けたようです。
私は大きくなっていたので(といっても小学高学年か中学生です)、
もう嬉々として読みました。
ワクワクふたたび!
これはもう持ってないとダメなレベルの本です。そしてくりかえし読むのです。
復刊ドットコムで10年ほど前に復刊されたようですが…。
…って、ぜんぜん内容のことを話してませんね!
しかしとうていこの魅力をお伝えできる気がしません。
ご興味を持たれた方はぜひ検索されてみることをおすすめします(丸投げ)。
お子様がいらっしゃる方は、図書館にもしあったら、ご自身でもぜひ読んでみてください。
そして、お子様に渡すかどうか身もだえして悩んでいただきたい本です。
そして、お子様に渡すかどうか身もだえして悩んでいただきたい本です。
猛烈におすすめします(^-^)
恐いよ!
今日もお付き合いいただき、ありがとうございます。
今日の格言
こんにちは( ´ ▽ ` )ノ
piyosukeの今日の格言。
〈視野は広いのに 視界は狭い〉
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うちの旦那さんは食事の時、
目の前にあるお皿は見えているのに、テーブルの端などに置いたお皿は見えていないそうです。
いや、あることはわかっているけれど、自分の範疇にない感じのようです。
「これも食べてね」と目の前に持ってこないと、あることさえも気づかない状態です。
小さめのランチョンマットを敷いて、その中に全部おさめないとあかんのかい、と思ったりもしますが。
食事の時だけだから、面白いクセです。
いいこと(うまいこと)言った!
しょーもな格言でした。
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寒さもあってか、少し疲れ気味です。
みなさんも風邪など召されませんよう。
今日もお付き合いいただき、ありがとうございます。
『地球大紀行』
こんにちは( ´ ▽ ` )ノ
私の好きなもの、まだまだあります。
私を作ってきたもの、といえばいいかもしれません。
みなさまの「こんなのあったんだ!」なんていう発見のひとつくらいになれたら嬉しいです。
さて今日は、テレビ番組です。
高校生くらいの時にやっていた、
NHK特集『地球大紀行』です
大人になってから、生まれて初めて買いましたよDVD BOX(6枚組)を!高かったですよ!
非常に良質な番組だったと思います。
当時はビデオ録画して何度も何度も見返しました。
地球の誕生から現在までを辿る内容ですが、安易にCGを使わず(CG技術もそれほど発達してなかった)、
ちゃんと世界各地で撮影された映像、専門家のインタビューや考察で構成されていました。
見知らぬ大地や海の上を、空撮で這うように撮った場面などはとても美しかった。
高校の地学の授業で、この番組を見たことある人?と問われ、私だけだったのが逆に仰天したのを覚えています。やっぱりちょっと変わった子だったんだろうなぁ。
音楽は、吉川洋一郎さんです。
テーマ曲から気に入って、CDも買いました。今でもお気に入りです。
(そしてこの吉川洋一郎さん、いつかまた出てきます…^_−♬)
この番組の後、『人体』が始まりました。
久石譲さんの音楽はご存知の方が多いと思います。『人体』シリーズもよかったですよね。
私としてはもっと『地球』ものをシリーズ化してほしかったなぁ。
今日もお付き合いいただき、ありがとうごさいます。