ひとは思いこみでできている

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弱音 その2

甲状腺の腫瘍について、手術してしまったのにいまさら考えても仕方ないけれど考えてしまった。

 

腫瘍ができたはっきりした原因はわからない。

…というか、医者はそんなことなにも聞かないんですね?

できたことだけを見て、それをどうするかだけを考えるんですね。

私のことはどうでもいいんだ、と感じた。えっ?現代の医療ってこんなんなの?

 

医者は原因を探らない。

 

それがよくわかったので、医学的知識のない私は、無知な私なりになんで腫瘍ができたのか想像してみた。

 

秋からホットヨガを始め、もともと気が巡りにくい体質だったのが、ヨガをきっかけに解消された。ふだん動かすことのなかった身体を動かして、気も発散されるし体力を作るにも役立つ運動だったと思う。

よくなかったのは、ホットだったことと、急激に回数を増やしたことかもしれない。

ホットだったことは、私の体質がのぼせやすくホットに向いてなかったことで、汗をかきすぎて気が一緒にどんどん流れてしまい、一気に消耗してしまった。

代謝がよくなったことはよかったのだけど、その変化が急激であり、代謝を担う甲状腺に多くの仕事がやってきてしまった。

 

もとの体質は気滞ではあるけれど、やりすぎてしまい気虚に陥ったんだ。そして、運動すると鉄分も多く消費するから、当然のこと血虚にもなる。

そして私はもともと貧血だった。

自分で自分をしんどくなるように追い込んでいた。

 

そうしていても、補充をしなかった。

大人になってから初の運動のようなものだったのに、動くこと出すことばかりで、メンテナンスや栄養分の補充が追いつかなかった。

身体に無理をかけて、消耗していった。

結局、負荷がかかりすぎたんだ。

 

首のところが腫れているのに気づいたのは、ヨガを始めて半年過ぎた頃だった。

 

慌てて甲状腺のクリニックに行って、腫瘍ができているから手術を勧めると言われたけれど、

その時点では甲状腺の機能には問題なかったのだから、そして急激に現れた症状だったのだから、ヨガをいったんやめるか回数を減らして様子を見ることもできたんじゃないのか。

今ではそう思えて悔しい。

わざわざ切る手術をしなくてもよかったんじゃないのか。

切る手術をして、別の病気を引き起こすなんて本末転倒じゃないか。

そもそも、切ったらこうしたことが起こりうるなんて、クリニックでは一切言わなかったじゃないか。

悔やむ。知識がなかったことが悔しい。

 

いまさら手術していない人生を選ぶことはできない。

だけど、考えてしまうんだ。