ひとは思いこみでできている

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今年も夏を生き延びた

夏が苦痛で苦痛で仕方ない。

いつからそうなったのか…たぶん30代半ばころから、気温や日差しの強さや気候・状況の変化についていきづらくなった。

毎年ごとに気温が高くなって、猛暑日が連続するようになったし、

苦手な要因は、自分の体調や体質だけの問題じゃない。

夏は地獄だ。

 

夏の期間は、生きるだけで精一杯。

息をすることも苦しいくらい。

大げさ? 本当にそうなんだから仕方ない。

 

夏を乗り切れるように、昨年の秋から歩くことも多くしたし新しくヨガも始めたけれど、今年にはまだ身体が追いつかなかった。でも続けていたら、きっと体力も少しずつついてくれるって信じたい。

 

そんな夏の間は、最低限の行動だけで息が上がってしまうので、

趣味とか、楽しく感じることやもの、心から笑うこと、そういった「心を安らげる」「心を養う」ようなことにはまったく意識を向けられない。

だから、夏の終わりにはゾンビみたいな状態だ。

なーんにも楽しいことがない。

なにを見ても笑えない。

息をするだけでいっぱいいっぱい。

…もう病んでいる。

 

こんなので生きてるって言えるのか、自分の状態に怒りを覚えるけれど、

それでもなんとか夏を生き延びた。

 

エアコンや冷蔵庫を使える環境にひれ伏すほどの感謝だ。

つい文句ばかり口から出てしまう、これも体調と心が整っていないから。とても情けないことだけど、今の私の現状だ。

 

そんな夏だけれど、ささやかな楽しみもあった。

寝る前のひとときに、少しずつ何度も読み返す漫画を見つけた。

聖☆おにいさん』です。

(横にある『チュンまんが』と『タカコさん』は心が安らぐタイプで、『聖☆おにいさん』は、固まった頭に新たな視界を授けてくれて、平和な気持ちになるギャグ漫画だと感じてます。)

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すごく面白くて、しんどくてもちゃんと笑えた。

「楽しみはなくなってない。必ずあるんだ」って思えた。

 

今が苦しいからって、ずっと苦しいはずはない。

今は見失っていることも、季節の変化があればきっと思い出せるはず。

必ず、私がもともと持っているはずの楽しみも思い出せるはず。

そう思いたい。

 

なんとか夏を生き延びた!

それだけですごいことだと思いたい。