今できることをして、自分に最善を尽くすこと
今日は朝から台風がゆっくりやってきていて、風がとても強い。ガタガタバタバタと煽られる音がうるさいほど。天気は暑い晴れ。
仕事に行くと、お盆休みだからかイレギュラーなことが多く振り回されてしまう。かつ未処理だったものを少しずつ進めてはみたものの、あまりはかどらない。
知らないこと・したことがないことが目の前にたくさん現れて、どんどん焦りの気持ちが湧きあがってきた。
どうやったらいいのか、いつまでにしたらいいのか、本来いつごろするものなのか、
ぜんぶ聞いていないから知らないしわからない
こんなではダメだ、どうしよう、不安になる
そんな気持ちも出てきて、いらいらするし、ソワソワする。
仕事が終わり家に戻って汗を流してもいらいら、ソワソワが続く。まだ台風はこちらへは来ていない。
暑いから冷たいものを飲んでしまう。
少し休んでも気持ちが落ち着かない。
完全に「気」が滞っている。「気滞」という状態だ。脳が興奮状態だ。
上半身は熱がこもり、下半身(特に足首から先)は冷えている。
交感神経が働き過ぎている。
こんな「気滞」には香りのいいものが効果的、ということ。柑橘などの香りと、その酸味も「気」を巡らせる力がある。さらに苦味も、鎮静する、こもった熱を冷ますといった効果がある。
ほかにも対策はいろいろあるだろうけど、今日のところは、「温かい緑茶」「深呼吸」「少しのストレッチ」を試した。
「温かい緑茶」の苦味と香り。
加えて「深呼吸」。ゆっくりとお腹をふくらませ、ゆっくりと息を吐き切る。これを何度かする。
「ストレッチ」は肩、腕あたりをそれほど身を入れずに動かすだけにした。
……なんとすぐに落ち着いた。おどろいた。
上がっていたものがすーっと降りた感覚があった。
そして、いらいらが去ると、
わかっている範囲が少ないだけ、したことがないことは不安なもの、いきなり全部は無茶、ひとつずつやってみるしかない。
そう思えるようになった。
今の自分の状態に、今の自分ができることをする、というのはこういうことなのか。
自分に対してできる範囲で最善を尽くすことができたように思って、ちょっと自信がついた。