ひとは思いこみでできている

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どこからが病気なんだろう

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※画像はお借りしました

 

病いが見つかった。

今の今まで持っていたものでも、明らかになると「病気」になるのが不思議で、

明らかになることですぐに、じかに、しっかと向き合わないといけなくなることが焦りになる。

「病人」の私と、まわりにいる人との違いってなんだろう?

 

今すぐ命に関わる病いではないけど、不調の原因になっているものもあって、手術することになった。

まだなにも決まっていないが、ひとつずつクリアしていかなくちゃならない。

今は手術は3ヶ月先というのはザラだそうで、知ったからには早く、と焦るのは自分だけであり、世の中にはそれだけ待っている方がいるということだろう。

気がはやることと、足踏みしてしまうことは矛盾しないのか、気持ちは今まさに逡巡している。

だから、数ヶ月先になることは、気持ちを落ち着かせる期間だと思うと、それだけ冷静になれる時間があってホッとしている。

 

どうして病気になったんだろう、ということは考えない。これから考えてしまうかもしれないけど。

それより、自分はようやく健康になれた、と思っていたから、そんな自分がバカみたい、というか、恥ずかしい感じ。

見つかってなかったら今も健康だって思ってただろう。

 

今のところは不調はあるものの、痛みや苦しさはないのがまだ救いだ。

それに、時間はまだ与えられているので、不安のひとつひとつ、恐怖のひとつひとつ、疑問のひとつひとつを、少しずつ解消していけるかもしれない。

 

病気になったとたん、病いというのはごく個人的なものなんだとわかる。

だれにも代わってもらえないし、自分が受け止めて見つめないとならない。病気に臨むのは自分の仕事だ。

医師の診断や指示を聞くことと、自分の望むことを伝えることをあわせてしていかないとならない。

つい、もうだれか決めてほしい、と思う。自分でぜんぶ決めるのは面倒だと思う。だけど、していかなくちゃならないね。

自分の胆力を試されてるような気がする。怖い。