私の大好きな作家と作品(過去)
忘れないように。
今の時点での大好きな作家と、そのなかでもいちばん好きな作品を挙げる。
梨木香歩『渡りの足跡』
北村薫『秋の花』
川上弘美『蛇を踏む』
横山秀夫『64』
宮部みゆき『理由』
松尾由美『バルーンタウンの殺人』
北森鴻『花の下にて春死なむ』
新井素子『あたしの中の…』
近藤聡乃『ニューヨークで考え中』
高野文子『黄色い本』
フジモトマサル『二週間の休暇』
伊坂幸太郎(いろいろ読んだがまだ出会っていない)
河合隼雄(いろいろ読んだがどれか覚えていない)
種村季弘『徘徊老人の夏』(エッセイ以外、語れるほど読んでいない)
荒俣宏(最近の本は追えていない読めていない)
20年前くらいから更新が滞っている。
本好きを標榜している割にはあまりに少ない。なんだこれは。忘れたのか。
もうずっと、新しく知らなかった作家の本を読んでも、忘れ、印象に残らず、追いかけなくなった。
これは本を読む時間が少なくなったこと、読み続ける根気が減ったこと、本を買う労力を惜しむようになったこと、そもそも本屋に行かなくなり知らない本に触れる機会が減ったこと、本は読んでもハウツー本だったりで「物語」を読まなくなったこと…いろいろ原因はあるけど、
本に入り込む心の余裕がなくなったんだと思う。
とても淋しいことだ。
どっぷりと本に浸かっていた、浴びるように読めていた時期は過ぎ、ぽつぽつとしか読めなくなった。
あんなに多くの作家を追いかけ、新作を心待ちにし、次から次へ読む楽しみを満喫していたのに。本を読むことは私の生きがいだとも思ってたのに。
あぁ、こんなことではボケてしまう。
だけどまた始めたらいいか。ぽつぽつとでも。
好きな本が増えていきますように。