ひとは思いこみでできている

思うこと 気づいたこと なんでも書く

メガネにマスクにヘッドフォン


こんにちは〜

突然ですが、ふだん「耳」って意識してますか?

私はメガネをかけていて、ふだんから耳栓生活なので、耳は意識してるつもりでした。

でもふと考えたら、やっぱり他の箇所ほどは意識がいってないんだなぁと思います。
あんまり気にされてない、忘れられてる存在。
(そういや楳図さんの漫画で「耳」という短編がありましたなぁ。もの悲しいお話です。それはまた別のお話)

外出する時、メガネかけて、マスクして、イヤフォンまたはヘッドフォン…、って、どんだけ耳使ってるの?!
と、急に気がつきまして。

きのこ

私の耳は残念ながら(?)福耳ではないので、耳たぶがあまりないためにマスクの紐がきついと耳たぶも折れる、みたいになるんですよ。
だからどうだ、ってことではないですけども。こんだけ酷使しといて文句言うな、って感じですね。

関係ないですけど、「茸」ってくさかんむりに耳ですね。
やっぱり見た感じとか触感が似てるからでしょうか。
きくらげなんて「木耳」ですもんね。

そんな話より、上に書いてある、
耳栓生活ってどういうこと? って思われた方もいらっしゃるんではないでしょうか。
そう、耳栓生活なんですよ。
ふだん耳栓して生活しております。

突然の大きな音に驚かないようにつけています(ほぼ家の中でだけですが)。
耳は閉じることができないので、必要以上の刺激を受けて苦しくならないよう、心身の安心のためにつけています。

きのこ

耳栓をすることで、余計に物音に敏感になることもありましたし、今もあります。
気にすれば意識がそこへ集中するので余計に気になる、それはそうですよね。
だから、逆効果かな、と思うこともありましたが、今は音がしんどかったらつけるし大丈夫だったらはずす、とできるようになってきました。

ややこしいことに、耳栓は「自分を守るため」につけているのに、それに対して嫌悪感か罪悪感なんかも持ってました。
こんな弱っちろくてあかんわ!みたいに。
「自分を守る」なんて甘やかしてる、と思ってたんですね。

HSPと同じで、それにぶら下がったようになって、支配され振り回されていた時は、少しの音も気になって気になって仕方なかったけれど、
自分は感じてしまうんだ、と腹で認識してからは、自分で選ぶことができるようになりました。

ひと月で体調も大きく変化しますし、時期によってはちょっと耐えられないと思うこともありますが、
過敏さに従属していない感覚を得られるようになったのでよしとしています。

それに今は、音がするという現象があった時に、
・自分がどう反応してるのか
・どんな感情を持ったのか
を観察するよう練習しているので、いい実験です。

こうやって身近なことで練習して慣れていけば、いい方向へクセづけできたり、いざという時に慌てなくてすむかな、そうだったらいいな、なんて思っています。

きのこ

そんなこんなで耳栓生活には、メリットデメリットどちらもありますけれど、自分がいいならそれでいいか、と思うようになりました。

耳栓は合う合わないがあると思うので特別オススメはしませんが、
耳マッサージはオススメです(^-^)
たくさんツボがあるそうですね。
耳ひっぱりをし、軽く全体をこすって、身体もついでに胸を開くように伸ばせば、気持ちいいです。

いつかどなたかとお会いすることがあったとして。
ほぉ〜これがものすごく働いてる耳かぁ〜、と、まじまじ見られたら恥ずかしいかもしれませんね。なんのこっちゃ。

きのこきのこきのこ

いつもお付き合いいただきまして、ありがとうございます。