ひとは思いこみでできている

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癒しの罠

こんばんは。
いつもお読みくださってありがとうございます。
 
今日は毒吐きますよ。
(今までもチョイチョイ毒(愚痴?)は吐いてきたと思いますが、これからはビックリさせないようなるべく予告しますね〜)
 
バイキンくん
 

「癒し」って言葉、定着しましたね。

 
私は「癒し」という言葉を、
疲れた体を癒す、傷を癒す、心を癒す、というように、主に「身体」において、傷を受けた状態を回復させるときに使う言葉だと思っていたので、
今のようにモノやら現象やら、何から何まで「癒し」を当てはめて使うのを見ていて居心地の悪さを感じていました。
 
 
こちらの記事で「癒し」の歴史?がわかります。)
 
世の中、疲れ過ぎてるんじゃないでしょうか。
戦略的に広めたのは雑誌や広告、メディアとはいえ、受け入れる土壌があったんだなと思いました。
 
記事では、癒しブームには四期あった、と書いてありましたが、
最近の時代では、ニーズとメディア戦略がおおいに合致したんですね。
マーケティングに使われ、多くの業界で「癒し」とつければ売れる商品がたくさん現れたようです。
 
バイキンくん
 
私は「癒し」という言葉はあまり好みではありません。
受け身でお手軽な言葉だな、と違和感を感じています。
 
普段の生活でも、このブログでも、使わないようにしています。
頭が固いもんで、使い方もよくわからないです。
できたら、違う言葉で表現したいなって思っています。
 
なんとなく気持ち悪いんです。
そんなお手軽簡単に癒されるの?
ほんとうに?
 
バイキンくん
 
「言葉」はどんどん形も意味も変えていき、新たな言葉として使われるようになっていくもので、いいも悪いもないのでしょう。
 
だから、「癒す」→「癒し」「癒される」と変化した言葉がどうだ、ということではない。
私が気持ち悪いと感じたのは「メディアが作ったものに踊らされてる」感が強いからだと気づきました。
 
メディアから垂れ流された言葉や情報を、自分の中で咀嚼せずにそのまま吐き出すのは、やめたい。
 
ブームにはいつも乗れないし、メディアの操作には常に嫌気がさしています。
ほんと、メディアもブームも嫌いなんですよね〜。全員右向け右、みたいなところが。
 
(メディアと一括りにしてますが、新聞とテレビの二大巨頭を主に指してます)
 
メディアって、ほんとうに私たちの知りたいこと・得たいことをちゃんと流してる?
そんなことないですよね。
国民の代弁者だみたいな顔してえらそうに自分たちの都合に合わせて切り貼りしたり、流す流さないを勝手に決めてることも多いですよね。
玉石混交で、ほんとうがどこにあるのかわからない。
それに対して、見る方が検証することは実際には難しいです。つい信じちゃう。
世の中を洗脳するのなんて簡単だって思ってんじゃないか、と思います。
世の中は一人一人の人間でできているのに、ひと括りにして右向け右、としたいんじゃないかと。
 
いい部分もあるのに、埋もれてしまって見えづらくなってる。
すべてのメディアが、自分たちの欲にかられた操作をせずに、流せる範囲でまっとうに情報を流している、と信頼できるのなら、こんなに嫌いにならなかったかもしれないけれど。
 
そして、ブームを作るため操作された流行り言葉には必ず「儲け」が絡んでるものなので(コレも気味悪さの一因です)、
太い線を引いて、遠巻きに見やっておこうと思います。小さな存在のささやかな抵抗として。
 
…ということで、結局「癒し」という流行り言葉に私も踊らされてるやん!ということがわかった、の巻でした。ははは。
 
 
鳥たちで癒されてください♬
 
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ツバメのあご
 
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鵜さんです。口を開けて飛ぶんですね〜。
 
 
バイキンくんバイキンくんバイキンくん
 
お付き合いいただきまして、ありがとうございます。