陳皮を作る
こんにちは。
漢方食材や、漢方薬にも使われている “ 陳皮(チンピ) ” というものがあります。温州みかんの皮を乾燥させて刻んだりパウダーにしたものです。
今年はこれを作ってみようと思っています(^^) 残留農薬やらが少し心配ではありますが、しっかり洗って使います。
「陳皮」の主な効能は「理気」で、「気をめぐらせる」作用があります。(薬性は「温」で、身体を温める作用もあります。)
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「気」というのは漢方独自の考え方だと思いますが、生命エネルギー全体のことを言ったり、身体の機能をコントロールしてくれている存在を表します。
目に見えない「気」は、これですよ、と指し示すことができないので、表現するのが難しいなと感じます。
でも例えば、イライラしたり落ち込んだり、またはホッとリラックスしたり安心したり、こうしたことも「気」(「気分」「気持ち」)だし、「気」が高ぶると頭が熱くなったり肩に力が入ったり目が充血したりしますね。「気」は身体に影響を与えているし、その逆もありますね。
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私は漢方のタイプ診断で、どちらかといえば 「気滞」タイプです。読んで字のごとく「気が滞りやすい」体質です。
そして陳皮は気滞に働きかけてくれる生薬なのです〜。もちろんこればっかり食べるわけではありませんが、意識して取り入れてみようと思っています。
関西に住んでいるとスーパーで売っているみかんはほぼ和歌山産なのですが、国産のみかんで作れるならそれに越したことないですよね(^^) (でもほんとは愛媛みかんも大好きなんです。)
カラッカラに長く乾燥させた方がよいらしいので、ビンなどに詰めて保存しておけるのもいいですね。
ミントティに一緒に入れたり、マーマレードにしたりもできそうです。うまくできるかわかりませんが、楽しみ楽しみ。おいしくできたらまたご紹介します(^^)