しんどくなりそうに感じたら、一足お先に休む
「暑い」より「熱い」日が、毎日毎日毎日…いったいいつまで続く苦行なの?
それでも食べないと余計にばててしまうから、週末につくりおきをしておくようにしているが、火を使う調理は地獄だ。
火の熱さは直接的に身体に堪える。
まず暑い台所で数分いるだけで、主に上半身、頭から汗がパーーッと流れ出る。
火の熱気も上へ昇るから、のぼせやすい私にはあたまが沸騰するくらいに感じる。
保冷剤を首にまきつけて(本当はあたまの上に載せたい)、でもコンロを使い始めると数分でもう自分が限界。目が回る。
今週は身体が拒否した。申し訳ないけど、火を使う調理は主人に任せてお願いした。
東洋医学では、汗とともに「気」も流れ出る、と言われていて、さらに暑さは身体を傷めるものでもあるけど、こう連続して何週間も暑い日が続くと、しんどくなって当然だと思う。
「気」は「元気」の「気」で、命のエネルギーのこと。それが夏の今は流れやすい状態になっている。毎日流れ出ることで、エネルギーを溜めておけない身体にもなっているように思う。
だから、注意力や集中力、理解力、判断力、といったエネルギーを使うことができなくなってくる。
今年の夏はそれが顕著で、それは、
・熱中症になったこと(一度なるとクセになりやすいそう)
・暑い日が連続していること
・しっかり眠れていないこと
・水分の摂りすぎで胃腸が弱っていること(水分を吸収し切れていない)
・食べ物の消化吸収の力も落ちていること
・冷たいもので胃腸を痛めていること
・下半身の冷えと運動不足
・息がうまくできていない
こういった状態が蓄積していて、うまく身体を保てないということだ。
今年はそれに病気の治療(薬や注射)の影響が加わった。
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でも! できることはある。
・深呼吸を何度でも
・冷たいものを飲んでもその後に温かいものを口にする
・腹7分目を目指す
・少量ずついろんな種類のおかずを食べる(気を補う食材を食べる)
・しんどくなりそうに感じたら、何かしててもやめる、しようとしない
この最後のがけっこう大事かも、と思った。
しんどくなったら、ではない。しんどくなるまで我慢して作業してたら、もう次のステップは「しんどくなった」になるだけ。
…まだ大丈夫そうだけど、このまま続けていたらちょっとまずいかもしれない。
…まだ大丈夫そうだけど、ちょっとしんどくなりそうかも…?
みたいな、一歩も二歩も三歩も前に、「このままいったらあかんかもと感じた」ことに気づいてあげる。とりあえず座る。とりあえず休む。→やめる。本格的に休む。
といったことが大切じゃないかと思った。
しんどくなってから休むと、回復にも時間がかかるし、弱っている身体をさらに弱らせることにもなってしまう。
そしてそして、毎日を「生きているだけで精一杯」状態で過ごしているので、一歩先も見えていない状態ではあるけれど…、
・安らぐ、楽しい、和らぐ気持ちを大切に
・少し先に、楽しみなことを設定する
・できるだけ余裕やゆとりをもつことを自分にしてあげる
これも、「気」を補うにはとってもいいことなんじゃないかと思う。
「生きてるだけで精一杯」だと、どうしても日々戦闘モードになってしまって、「楽しみって何なの?」と自分に逆ギレしそうになることもあって、すごくつらい。キレたくなんかないのに、身体の状態に余裕がないから、すぐにいっぱいいっぱいになる。
毎日を「深刻に」生きているな~と気づいてしまい、苦しくなっている私への大切な処方じゃないかと思う。