ひとは思いこみでできている

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久しぶりの生演奏

高槻ジャズストリート2019に行ってきた。

今年で21回目にもなるとは…知らなかった。私が20代半ばからはじまったのか〜(はじまった当初はすぐなくなるだろうくらいにしか思ってなかった…失礼!)

でも音が大きいのは苦手なのであまり寄り付くことはしなかった。

駅を出たら、駅の下、少し離れた広場、高架下、などでジャズ特有の派手な鳴り物がバーンとなってるんだから、耳が慣れてないとその音の分厚さや圧力に身体ごと、どん、ぐいーっと押されるように感じる。音の層が次から次に襲ってきて、圧迫感で苦しくなる。心臓もぎゅっと潰されるように感じる。

耳栓をしてちょうどよい。驚き慌てて片方だけ耳栓をしたら少し落ち着いた。

そんな状態になるのをおしてまで聴いてみたかった森 大輔さんの生演奏と声。

Kさんとのコラボで、どっちかというとKさんの方が認知度は高いだろう。

でもFM COCOLOTwitterでアップされてた画像では森くんがたくさん写ってた。実際には遠くて見えなかったのでありがたい。

会場は野外で、出店もあって人でごった返していた。お昼前から入れ替わり立ち替わり演奏が続いているから、こんな晴れた日、音楽を聴きながらビールなんて最高だ。出来上がってる人々がたくさんで、それぞれ和やかに楽しんでいる。

 

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開演は19:00だったから、ちょうど夕暮れ、空が少しずつ暗くなって雰囲気のあるなか、それぞれのバラードではじまりました。

バラード…なんで?選曲間違えた?!この会場の雰囲気にバラードはちゃうやろー、と内心思いながら静かにかしこまって聴きつつ、登壇のおふたりとも「バラードは合わない」ということはわかっているようで、「でもわれわれバラードで食ってんですけどね」というKさんの一言が面白かった。

どちらもキーが高く、ピアノも弾けて、声質も割と似ているからか、互いにコーラスに入っても違和感なく、合っているように感じた。

私は森くんの弾くピアノが好きで、いつかピアノだけのCDを出してくれないか、と切望しているが(いや声ももちろん好きなんですけどね)、

今回おふたりが一台のピアノに並んで演奏する(しかも曲はビリー・ジョエルの『piano man』)のが聴きごたえがあってワクワクした!

 

弾いている(歌っている)間に何度も、横を走る線路の上を阪急電車が通って、電車の明かりが少しあたりを照らして、空は澄んだように晴れていて、気持ちもほぐれるようなひとときでした。

 

MCのクリスさんと、助っ人に尾上さとこさんが駆けつけてしゃべってたのにもだいぶ感激した。尾上さんのファンとしては嬉しい驚きだった。オノエマーン、いつも楽しみにラジオ聴いてるよ!!

 

あっ、森くんとKさんの演奏では、ピアノが主だったのでそれほど身体にこたえることはなかったです!ホッとしました。

穏やかに楽しんでる人が多くて、それもホッとしました。

久しぶりに生演奏体験ができて、少し心と身体が弾むようでした。