また母から呪いの言葉をかけられてた
先月に母と会った話を以前書いた。その時言われたことを思い出した。
「50代はしんどいよ」
あぁ〜また呪いの言葉かけられてた〜!
そういえば30代のころは「30代って一番いい時やね」と言われ、
40代になって「私の40代はめちゃくちゃだったわ(胃がんで入院、胃を切除した)」「いろいろ出てくるから気をつけて」と言われた。
それ…、ぜんぶ母自身のことですよね…。
私も真に受けて30代なら「そうか、いい時代なんや」40代に入り「体調に気をつけないとあかんのか」とふんふん聞いていた。
母が胃がんになった年齢を超えたら、なんとなく安心してホッとしていた。
でも、違いましたから。
30代は私にとって「一番いい」ものでもなんでもなく、しょっぱなから離婚したし仕事が忙しすぎてうつになってすべてのことがストップしたし、ただ、そうした経験があったからこそ今の私がいるので「私自身の体験」として大切にしたい。
40代になると、気持ちは若いころよりよほど落ち着いてきて、私自身は今がとても過ごしやすく楽しい。
どの年齢の時にも思うことだけど、私にとっては今が一番だ。そして特に、今の40代がなにより楽しい。
それに、これから老いていくにつれて身体にいろいろな不調が出てくるのは当たり前で、メンテナンスはしていかないとあかんのですが、
それ以前に。
母が自分だけの経験からすべてに押し広げて私に断言するのはただの「呪い」だ。
私は今までずっとその呪いにかかってしまって、30代、40代を過ごし、これから迎える50代を暗黒時代のように捉えてた。
違う違う、その考えは母のもの。
私じゃない。
私には私の身体があるし、私だけの心がある。私の方法で、私の思うとおりに進む。
私、今めっちゃ幸せなんですよ! 母は母でいろいろ大変だったんでしょうけど、私は自分で選ぶ、決めるってもう決めたんだ。だから、母の入る隙なんてないんですわ。
呪いにかかりそうで危なかったけどまぁいいわ、母の言うことは参考くらいに聞いておくよ!