なつめのジャムと陳皮干し
陳皮を作る季節がやってきました。
作ると言ったって、みかんの皮を乾かすだけです。食べる前に塩やお湯で洗っておけば、後から面倒もない。
本物の陳皮はもっと長期間乾燥させているのだろうけど、自分で食べるものならあまりこだわりはない。これがなかなか使えるのです!
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そして漢方薬屋さんでもらった「乾燥なつめ」、使い道がなく忘れていたのですが、ようやくジャムにした。煮詰めてもあまりとろりとはならず、ジャムとは言えないかもしれない。
この乾燥なつめ、手軽な薬膳料理として、おかゆにいれたり、鶏肉と煮たりするレシピをよく見ます。
しかし、皮がかためでカシカシした感じが苦手で、味もなんだか独特でボヤけたような気がして好きではなかった。
ただ、なつめの効用は捨てがたい!女性にはよい効果があります!
なつめの煮込み(ジャム)
・乾燥なつめ 10個
・はちみつ 大さじ2
・レモン汁 少々
☆しょうがを入れてもいい。
☆今回は、陳皮を少し加えた。
これらの材料を鍋で煮込むだけ。
さっさと作っておけばよかった…、というのも、ビンに詰めた残りを食べてみると、パウンドケーキに入れるとおいしそうな味(そして食感もケーキに混ぜ込めばあまり気にならないかもしれない)だったのです!
味はあっさりめ、食感は少しシャクッとする感じ、はちみつの甘みでもたせてる感じ。今回は若い陳皮も入れたので、香りがさわやか。
ふわっとしたケーキより、少ししっかりしたケーキに添えるのがよさそうだ(ビンひとつ分しかないんだから全部入れたらすぐなくなる)。これを機会に、せっかくだから使ったことのない米粉で作ってみようかしら!
なぜかいつのまにかケーキと食べるのが前提になってるけど!
そして、なつめの効能です。
乾燥なつめは「大棗(タイソウ)」という生薬で、「補気」…元気をつけてくれるはたらきがあります。血を補い精神を安定させ、食欲不振や倦怠感、不眠、イライラなどによいということです。
身体を温める作用もあるので、これからの季節、あたたかい部屋であたたかい飲みものと一緒に摂るとよりよさそうです。外側からも内側からもあたたかくしよう!
#なつめ #陳皮