季節それぞれ・冬の公園
先日、冬の公園で、色褪せたような景色を眺めてきたのですが、じっと見ているとそこここに春の準備をしているのが見て取れるんですよね。
乾いた風、空や樹々の色の浅さ、景色全体がうっすらとして、すうすうと密度がないような…。
でもふと足元を見ると、地面は落ち葉やお休み中の草でふかふかみっしりしている。
水辺の近くは枯れた草に覆われて荒れているように見えるけれど、静かに栄養を蓄えているようにも思える。
早い梅やサザンカが咲いていたし、木の枝の先にはつぼみがついている。
ものすごく豊かだなぁ!
あぁ、人間もこんな風にして生きたらいいんだなぁと思いました。
季節に振り回されて身体がしんどいことも多いけど、季節に逆らわずに、合わせていくようにして暮らすと、無理したり息苦しくなってることに気づきやすくなるのかもなぁ。気づいたら、気持ちを方向転換したり息を大きく吸ったりできるかもなぁ。
気持ちに余裕ができて、自然に息ができるかもしれないなぁ。それは、自分に戻る、という感じがしてとてもいいなぁ。