ひとは思いこみでできている

思うこと 気づいたこと なんでも書く

言葉にすることは

言葉にしたい、という思いを持っている。

言葉にならないことはものすごくたくさんあって、そして、言葉にしなくてもいいこともたくさんあると理解しているけれど、できることなら言葉にしてみたい、と思っている。

言葉にしなくてもいいんじゃない?と言われたことがある。その時もうーんそうなんだけどやっぱり、と頑固にこだわった。

なんでかなぁ? ある時ふっと答えが浮かんだ。

言葉に救われたからだ。

苦しい時やつらいなぁと感じている時、誰でもいいから助けてほしい、と思う。そんな時、気持ちを軽くしてくれる言葉や励ましてくれる言葉に出会ったからだ。

自分の中にも言葉はきっとある、でも混乱して嵐のようになっている時はそれがまったく見えない。気づけない。

今はネットや本で、必要な言葉に触れられる。手当たり次第に探して回って、海の中から一粒の砂を見つけるごとくであっても、なんとかして手に入れることができる。

本当は、自分が自分にいちばんの言葉をかけてあげられたらいいんだけど。

言葉があるから、人と共有することができる。同じものを見て読んで、話してみて、そうだね、って一緒に温かい気持ちになることができる。言葉があるからこそ。

モヤモヤした思いとか伝えたいことを言葉にして表現したい、ということだけではなくて、人とのつながりの中で、一緒に味わえる言葉を使っていけたらなぁ。

私が人の言葉を読んで救われたように、私も自分を助けてあげられる言葉、そしてだれかの助けになる言葉をかけられたらなぁ。

大きな大きな夢です。