ひとは思いこみでできている

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欲と直感

こんにちは。

直感を無視して欲に走ると結局うまくいかなかった、ということありませんか?

40歳近くなってから、欲得で判断したり理屈で動くと最終的に望まない結果になるなぁと感じていました。

ちょっとしたことですが、飲食店に入って、「ん? なんかいやな感じがするな」とよくわからないけど感じてるのに、お腹が空いてるから、おいしそうなメニューがあったから、安いから、などなど、外的要因や理屈で考えてその場にいると、たいがいトラブルに巻き込まれます。

タバコの煙や匂いが強く流れてきたり、周りのお客さんがイライラして怒ってるところを見たり、とてもうるさかったり、店員さんの態度が悪かったり。どうにも居心地が悪い。

主観的なものなので、ほかの人に当てはまるかはわからないし、主観的に判断(好き嫌いとか)しているだけなのかもしれません。そして全部が全部ではなく、我慢できる時もあります。体調が悪い時は直感が働かなくてドツボにはまる時もあります。

主人も同じことを言います。一緒に出かけて、特に行きたいわけではないのに「せっかくだから」行ってみようとか、なんらかの欲が働くと、結局あとですごく疲れたり気分が悪くなったり、時間がかかり過ぎたりとロクなことがありません。

これって、自分の声、無視してますよね。

自分以外に、自分を守ったり満足させてあげられる人やものごとがあるのでしょうか。

自分が熱が出てしんどかったとしたら、たとえ準備してたとしてもわざわざ出かけたりはしない。身体で考えるとわかりやすいですよね。

それを理解したので、お店など、変だと感じるところに出くわしたら、すみやかに離れることにしました。

いやだと心が感じてるのにそのまま居続けても、好転することはない。

以前いた職場のことです。一番初めの面接の日程調整の段階で「な〜んかおかしいな、変なことする会社だな」と感じていたのですが、離職期間が開くのも不安だし他に受けているところもないから、と気持ちを無視して流して受け、いざ働き始めたら、そこに行ったことをすぐに後悔しました。

しかしその時は、自分の直感なんてまったく「意識の外」だったので、また「私ができてないからだ」とか自分が至らないせいにして、冷静に周りの状況を観察することもなく、我慢を続け、自分にムチ打ってました。

働くことはもちろん無駄ではなかった。得たことも多かったし、少しでも成長できた。でも、起こることすべてを自分のせいにして自分を抑え込んで痛めつけることとは違う。それはいらない。

押さえつけていた結果、今までの自分では考えられないような退職の仕方をしました。けれど、もうこれで自分を押さえつけなくていい!と自分の心が大きく跳ね、喜びました。

このことをきっかけに、自分のことを観察するようになり、徐々に気持ちを押し殺すことをやめ、なにより自分のことを認め、信じられるようになっていきました。

私は私の直感を信じてあげるんだ。私を守るのは私だから。