クローブ(丁子)のこと
こんにちは。
先日の記事でホットワインを作ってみているという話をしました。ちょっと味見してみたんですが、若干薄いもののスパイスの風味が移って、ほんのり柑橘の香りもしてましたよ〜(^^)
使ったスパイスは、シナモン(桂皮)、ジンジャー(生姜)、クローブ(丁子)、みかんの皮(陳皮)←陳皮というには干す時間が短すぎましたが。。
これらはすべて、食材でもあり、漢方薬にも使われているものだと気付いて、意外に身近なものなんだなぁ〜とあらためて思いました。チャイのスパイスでもありますよね。私はジンジャーパウダーはスープに入れ、シナモンはきな粉に混ぜてヨーグルトにかけたりして日々使っています。
そしてクローブ。丁子(チョウジ)と書くこの植物は、ほんとに「丁」の字みたいです。
フトモモ科チョウジのつぼみを干したものだそうです。本体は見たことないですけど。
生薬として使われる丁子の効能は「温裏」、身体を温める作用があります。
どうやって使うのかまったく知らず、今回初めて手に取ったのですが、調べてみると、臭み消しにかたまり肉にたくさん刺している画像があって、こんな使い方するのかと驚きでした。(そしてそのぶっ刺している画像はちょっとグロテスク…。ぜひ検索してみてください…)
身近なものや、こんなものも?と思うようなものも漢方薬に使われていて、それぞれ違った作用があって、それを組み合わせることでまた違った作用になり…、知れば知るほどおもしろいです。
ちなみに、シナモン(桂皮)も「温裏」です。ジンジャー(生姜)は「辛温解表」で、身体を温め、急な発熱や悪寒などの症状を発汗によって取り除く作用があるそうです。ふたつとも味は「辛い」し、ポッポと温かくなりますよね。知って納得〜!
みかんの皮(陳皮)はまったく違った作用があります。それについてはまた次回に…!