HSP関連本が増えてきた
こんにちは。今日は本の話です。
街の本屋さんに行った時、以前より「HSP」に関する本が増えたな、という印象を持ちました。
数ヶ月前は1〜2冊あるかな、くらいでしたが、今回は平台に5〜6冊ほどありました。ただし、著者はほぼ同じでしたが…。
北海道のHSP専門の臨床医をされている長沼 睦雄氏。そして、心理カウンセラーの大嶋 信頼氏。
今回見つけたものとは別で、長沼氏の本は持っていますが、温かい目線でわかりやすく書かれてあります。入門編としてよいと思う本です。
大嶋氏の本は立ち読みしたことがあります。(立ち読みですみません。笑)
独特の文章で情報量も多く、そしてなにより視点が面白く、身を入れて読まないと理解できない、と思ったことを覚えています。
ほかに、「HSC」についての本と、“ 漫画でわかる ”といったものも長沼氏著作で出ていましたので、いろんな立場の方が手に取れるよう、バラエティ豊かになればいいな、という思いです。
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「一般社会への認知」という意味では、出版物でもなんでも増えることは当事者としては嬉しいことですね。それが専門家からの発信であればなおさらです。
ネットの情報は玉石混交で、よい記事はあるのにどんどん埋もれていってしまい掘り出すことも手間がかかる。ただ今ではネットがないと個人の発信は読めない。
うーん、外からの情報を求めたり、集めたりすることには限界があるのかな? たくさん集めたからってHSPの特性項目が変わるわけではないですものね。情報収集が目的なわけでもないし。
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なんとかしたいから。
対処する方法を知りたいから。
対処するだけではなく、できることなら根本についてなんらかの気づきを得たい(それは実践方法でも、観念でもなんでもいいです)。
とにかくこの、目に見えず、同じHSP同士でも共感が難しいことも多い、この感覚について知りたい。「過度に敏感」というモノをあらゆる角度から見てみたい。
知って、そして自分で消化し、発酵させ、身の中に溶け込ませるもしくは吐き出す。
そうして自分の中での変化、またはまったく変わらないところ、それを知りたい。
結局捉えるのは私自身ですが、本からはそんな気づきを得るヒントがほしいのです。
以前よりはこうした強い欲求は薄れてきましたが、今でも知ることができるんなら知りたいです。
なぜなら、少しでも楽になるための材料がほしいから。少しでも生きやすくなりたいから。
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そんなこんなを思い巡らせていました。答えもやり方も見つけたわけではないけれど。
行きつ戻りつしながら進んでいくものだなぁ、と思います。毎日が挑戦だし、闘いだなぁと思います。