ことりのように

旦那さんと文鳥とオカメインコと暮らしています。日々のこと、思うこと。ことりのように自由にはばたいていきたいです

ぞっとしたこと(2年前のできごと)

こんにちは。今日はHSPについての話です。

2年前に起こった、本当とは思いたくない話です。以前のブログサイトではとても書けなかった。

このできごとがブログを始める(文章にして可視化する)きっかけとなりました。相変わらず長いんですが、よろしくお付き合いください。

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初夏、初めて主人と「うさぎカフェ」なるものに行き、そこで遭ったことです。

近場に「うさぎカフェ」なんてあるのか、と何の気なしに訪れました。低層ビルの2階にある店。階段横の集合ポストがごみで溢れ、そのあたりが汚いのが目につき、「いやだな、いやな感じがするな」と思いながらも店に入りました。

そこはマンションの一室をうさぎと遊べるようにしてあるところでした。室内は静かで、ほかに数組の客がいたようです。

今回の主人公は、受付の男です。

男はこちらを見もせず、システムの案内もせず、ただ目の前のパソコンとお話状態でした。入口で立ったままどうすればいいか聞いても要を得ない応答で、なんか変だと感じました。それでもこちらも気を使い、コミュニケーションを取ろうと話しかけたのですが、どうぞといった一言もなく、ただこちらの質問に答えるのみ。

一瞬もう帰ろう、と思ったのですが、まぁこんな無愛想な店員はいるもんだし、初めてのうさぎカフェで主人も楽しみにしていたし、うさぎも見てみたい、といった「欲」が働きました。料金を払う際にもこちらを見もしない男はもういいや、と奥へ。

それが間違いでした。

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なんだろうこの急な腹立たしさは?

対応の悪いこの男にかなりの「怒り」を覚えるものの、これくらいの店員はどこにでもいるし、ただ愛想がないだけなら別になんとも思わないのに、なぜ急に、この男に対しては心臓が暴れるくらい、頭から熱が出るくらいの腹立ちが起こるのか。

なぜ? 理由もなく怒るわけはない。

 

結局30分もおらずに店を出ました。

その時点では、男の店員の気味悪さへの怒りで少々興奮気味で車に向かっていたのですが、聞けば主人も同じ感覚を抱いていることがわかりました。(主人は怒ってはいませんでしたが)

私はこれほど急激で、これほど強烈な怒りの感情を持ったことがあまりなく、そしてその怒りの裏には疑問が大きくふくらんでいたので、ふたりで車で移動しながら話し続けました。

 

あの男って人間ではなかったよね。

私が感じたのはこれでした。男の見た目は特に変わったところもなく、その辺にいる斜に構えた20代後半といった感じです。

ただ、目に見えない世界があると仮定して、あの男は異界のモノだと感じました。宇宙人、何かに憑かれて中身がなくなってしまった人間の抜け殻、そのように感じました。(楳図さんの漫画『神の左手悪魔の右手』に出てくる「影亡者」だと思いました。)人間ではない、というのは、話がまったく通じない対象としての表現です。

 

ちょっとわかりづらいですよね。ウソでしょう、と思われることを覚悟で書いています。もともと私は霊感はありませんし、今までこういった系統の恐怖は身に覚えがありません。だから、目に見えない世界はきっとあるだろうけれども、自分では感じないので知らんふりができています。

 

主人と話すうちに、どういった状況、どういった感覚だったのかを整理していきました。

主人が比喩的に表現したのは、その男が、店に入ってきた私たちを、まるでクモが獲物を待ち構えていたようにひゅっと触手を伸ばしてきて、それに瞬間捕らわれた。ということでした。

 

私は見えないし感じないしイメージも湧きづらい方ですが、その感じは理解できました。私自身はその時「急激な強い怒り」を持ったことで、心のシャッターをすぐに下ろし、こいつの言うことは聞かないと無意識にガードしたようです。

ただいかんせんこういった場には不慣れです。自分の強い怒りの感情にどう対応したらいいかわからず、とりあえず離れることしか思い浮かばなかった。

それに、入口の真正面に立った主人の方が矢面に立ってしまい、私は補足くらいの位置づけだったのか、そこまで「やられる」被害は薄く済んだのだと思います。

割合そうしたことに慣れている主人でも、一瞬のことで巻き込まれそうになったようです。(主人はHSP/HSS/エンパスです)

 

店内には、女子アルバイトさんがいました。彼女も異様でした。男の異様さとはまったく違う、生気がなく、哀しみや淋しさや弱さだけでふらふらと生きているように見えました。

ただの印象ですが、どうしてもあの男と接する時間が長いから、人間の成分を吸い尽くされてしまったのかな、と感じました。人間世界では生きていけない感じ。だから動物を相手にした仕事でないと精神がもたない、そんな感じまで受けました。

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その年の3月頃からHSPを知り、自分なりに調べて気持ちが落ち着いてきたころでした。

自分の気持ちを優先し大切に扱うこと、感情と行動を分けて捉えること、人知を超えた存在や世界があるということ、エナジーバンパイアという存在があるということ、

HSPに関わるそうしたことを知ったことで試練的なものに出遭ったのか。

今までの私だったら、訳もわからず「やられて」しまい、不機嫌になり、自分を持て余し、勝手に作り上げた問題に取り込まれていたと思います。今回は自分でも驚くくらい冷静に出来事を捉えることができました。

ものすごくたくさん学んだと思います。

  • まず、「欲」にとらわれると足をすくわれるんだと実感。今回は、うさぎを見てみたい、主人に楽しんでほしい、ひとり1時間1600円という高い値段、といったものにとらわれて、自分の感情を大事にしなかった。店に入る前にいやな予感がし、そして店に入った瞬間にそれがあたった、と思ったのに、それを後回しにした。気分の悪いままその場にいても、決して気分は好転しない。それは確実。だからすぐさま離れるべきだった。
  • 今回は、明らかな敵がいた。自分の感情といった目に見えない敵と争う必要はなかった。あの男という実体があったので、自分とは分けて、整理して捉えることができた。
  • 自分の感情を大切にすることがどういうことか、少し、解ったような気がする。それは自己中心的なものではない。俗に言う「わがまま」ではない。もっとフラットに、冷静に、平静に、自分を認めることだ。

 

今まで他人優先だった私には、考えを変えることはまだまだスムーズにいかない。私の気持ちなんて後回しでいい、と自動思考してしまう。

場所を移し、納得いくまでよく話したことで、完全ではないものの整理することができた。主人と一緒にこの問題を話すことができて、心底安心した。でもとても疲れた一日だった。

・・・当時のメモにそう結んでいます。

 

このことがあってからです。自分の直感を信じること、優先することを決めたのは。

HSPだから感じたのかどうかはどうでもいい。

しかしHSPの性質が「危機察知能力」として役立つなら、それを活かす。

それで、どこかへ行った時(特に初めて行くところ)、その場に立ってなんらかの違和感や空気のよどみ、みたいなものを感じたら、それが飲食店で席に通されたとしても帰ります。(我慢できそうならそうしますが)

肌や皮膚の感覚(ぞわっとする、とか)、まわりの空気の感触、といったものは見えないし言葉にもできませんが、たしかに感じるならそれは自分にとって大事ですね。

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ももう、あんな強烈な感情の動きは二度と感じたくないです。。

HSPのみなさんのなんらかの参考になれば、とようやく書く気になりました。わかりづらいようでしたら補足しますので、お知らせくださいね。

長々とお読みいただいてありがとうございます!